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おしゃぶり、指しゃぶりがやめられない子の歯並びは大丈夫?

おしゃぶり、指しゃぶりがやめられない子の歯並びは大丈夫?

おしゃぶりや指しゃぶりは赤ちゃんの不安を和らげて気持ちを落ち着かせてくれるため、お母さんは赤ちゃんが成長して3歳くらいになっても黙認してしまうことがあります。おしゃぶりや指しゃぶりを長く続けることで歯にどんな影響があるのかをご説明します。

おしゃぶり、指しゃぶりで口はどんな動きをしている?

指しゃぶり

赤ちゃんにとって「吸う」という動作は、お母さんのおっぱいを吸うという、生きるための本能ともいえる、最も重要な口の動きです。赤ちゃんがおしゃぶりや指を吸うのはとても気持ちの良いことのようで、不安を和らげてくれたり気持ちを落ち着かせてくれるものといわれています。

指しゃぶりにも、ただ指をくわえているときもあれば、しっかりと指を吸い込んでいるとき、また軽く噛むようにしているときなど、お口はさまざまな動きをしています。

しゃぶる指は親指が多いようですが、他の指の場合もあり、赤ちゃんの指しゃぶりといっても1つだけの動作ではありません。

0~2歳頃までは吸う動作がとても大切

まだ乳歯が全部生え揃っていない0~2歳頃までの間は、奥歯が生え揃っていないため、食べ物を噛んで飲み込むという動作が出来ません。そのため、しっかりと吸うことで食べ物を摂取しています。

奥歯が生えそろって来ると、離乳食をしっかり噛んで食べることが出来るようになります。つまり、吸うことは、噛んで食べるという前の段階で、頬や舌の力をしっかりと使って筋肉を発達させているということになります。

大きくなってもおしゃぶり、指しゃぶりがやめられない場合のはどうして?

指しゃぶり

赤ちゃんはお腹が減ったり、眠かったり、オムツが濡れていたりと、泣くことで快・不快を表わしますが、むずがって泣いている時におしゃぶりをくわえさせると、ピタッと泣き止むことがあります。

赤ちゃんの時期には、しゃぶるという行為は当たり前の行為ですので、おしゃぶりを上手に使いましょう。また、全くおしゃぶりを使わずに成長する子もたくさんいますので、おしゃぶりは必ず必要なものではありません。

年齢的には1~2歳では、就寝時に無意識に自分の指をしゃぶる行為はまだ多くの子供に見られ、眠りにつくときの不安な気持ちの解消手段とも考えられるので、お子さんが指しゃぶりを続けていても無理にやめさせることをせずに様子を見ます。また、寝る前に必ずお母さんのおっぱいを吸わないと眠れない子もいます。

しかしお子さんの発育に伴い、乳歯が生えそろう2~3歳の頃には、お口の動きは「吸う」「しゃぶる」という状態から、自然に「かむ」ことに代わります。お口の周りの筋肉の成長・発達のためには、おしゃぶり、指しゃぶりはそろそろ卒業したいものです。

指しゃぶりがやめられない子の歯並びは大丈夫?

開咬

3歳を過ぎると乳歯が生えそろいます。その後も指しゃぶりが続くと、開咬と呼ばれる上下の前歯が噛み合わない歯並びになったり、歯の噛み合わせへの影響が出て問題になることがあります。

指しゃぶりの際に手の指の力で前歯の裏を押すような動きをすると、上の前歯が前に突き出て出っ歯になりやすくなったり、上あごの幅が狭くなったりもします。指しゃぶりを続けることで、爪が割れてしまうお子さんもいます。

そのため習慣的に指しゃぶりを続けていることを出来ればやめさせたいものです。

指しゃぶりはどうしたらやめられる?

絵本の読み聞かせ

指しゃぶりは永久歯が生え始めるころまでにやめさせるのがベターです。しかし、強く叱ったり、強制的に指しゃぶりをやめさせると、そのストレスからほかの癖に移ったり、ぬいぐるみやタオルへの執着に繋がることもありますので注意が必要です。

寝るまでの間は絵本の読み聞かせをしてあげるなど、おしゃべりや親子の触れ合いの機会を増やして、うまくコミュニケーションを取ることで、お子さんのストレスを未然に防げるように工夫しましょう。

他の遊びに夢中になったりして指への意識がいかなくなると、自然に指しゃぶりの回数は減っていきます。また、お子さんの心が成長することで自然にやめられることもあります。お子さん一人ひとりの個性によって、やめる時期も方法もちがうのです。

まとめ

指しゃぶりに関しては、お子さんによってやめた時期も、歯への影響もさまざまです。病院や市の相談員さんに相談したり、ネット上のママたちのコミュニティに参加したりして情報を得ながら、あまり神経質になりすぎないようにお子さんにぴったりの方法を見つけていけば良いかと思います。

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