歯と口のトラブル

歯が抜けたらどんな問題がおこるの?治療はどうする?

歯が抜けたらどんな問題がおこるの?治療はどうする?

年齢を重ねていくと歯周病や虫歯などで歯を失う人が段々と増えてきます。「奥歯1本ぐらいならなくても人から見えないし、たった1本ないくらいなら問題ないし大丈夫では?」と思われるかもしれませんが、歯を失ってそのままにしておくと、様々な悪い影響が現れます。

歯が抜けたときに口の中に起こる7つの問題

歯が抜けた時に口の中に起こる問題

まず歯が抜けたときに口の中に起こる弊害から見ていきましょう。

  1. 歯が抜けると、その部分の歯槽骨は歯を支える必要がなくなるので、骨が徐々に吸収されてなくなっていきます。
  2. 抜けた歯と噛み合っていた歯は、対合歯がないので少しずつ伸びてきます。
  3. 抜けた歯の部分にできたスペースに両隣の歯が移動して傾いて倒れ込んでくる可能性がありますので、歯並びが崩れてきます。
  4. 抜けた歯の部分は噛めないので噛み合わせ(咬合)のバランスが悪くなります。
  5. これらのことが起こった結果、周囲の歯も歯周病や虫歯にかかりやすくなって歯が次々にダメになることがあります。
  6. 歯が抜けて食べ物が噛みにくくなるため、食事がしにくくなります。
  7. 歯槽骨(顎の骨)がどんどん吸収されて痩せていくと、口の周囲が窪んで老けて見えてしまい、顔の印象が変わってしまう場合があります。

1本歯を失っただけでも、これだけのリスクがあります。見た目も悪くなりますし、残っている歯への負担も大きく、しっかり噛めなくなり、様々な問題が起こります。

特に他の歯への影響は無視できるものではありません。それに加えて抜歯の影響はお口の中だけでなく、全身に及びます。

歯が抜けたときに全身に起こる7つの問題

歯を失うと、口の中だけでなく全身の健康状態に以下のような悪影響が出ます。

  1. 歯を失って噛み合わせが悪くなると、顎関節症や姿勢のバランスの崩れ、肩こり、頭痛、腰痛などの様々な不調や痛みを引き起こす原因となります。
  2. 歯を失うと噛めなくなり、食べ物を十分に咀嚼できないせいで食べたいものを自由に食べることが出来なくなります。
  3. 歯を失うと噛めないために栄養不足を招きやすくなり、胃腸を悪くしたり、体力が落ちてしまいます。
  4. 栄養不足から筋力など体の機能が徐々に衰えていき、歩くことや身の回りの活動量が低下していきます。
  5. 歯を失うと噛みにくくなるので、毎日の大きな楽しみの1つである「食べる楽しみ」が損なわれます。
  6. 歯がないと発音しづらいので話すことが億劫になって、閉じこもり気味になる人もおられます。
  7. あまり噛まない生活を続けると、噛むことの刺激が脳にいきにくくなり、認知症に繋がります。

このように、歯が抜けたままにしていると、噛めないことから生じる食への影響と、精神的な影響が起こり、それが身体全身の症状を引き起こし健康に赤信号がともることもあります。

抜けた歯の治療に関する問題

抜歯後の治療費 ブリッジ、入れ歯、インプラント

小さな虫歯なら少し削ってレジン(樹脂)で詰めるだけで済みますし、歯周病の場合も軽度であればセルフケアと3~4ヶ月に一度の定期健診で治療すれば大きな改善が可能です。

ところが、歯が抜けてしまうと、治療方法は「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3種類から選ばなければならなくなり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そのまま治療せずに放っておくと、いざ治療しようとなった時に全体の歯並びや噛み合わせが悪くなっていて様々な治療が必要になり、通院回数が増えて治療自体も難しくなります。そればかりか治療のための費用も高額になりますので、治療費の点からも、早めに治すことをおすすめします。

片方の歯でばかり噛んでいませんか?

食事中

左右どちらかの奥歯を失うと、歯のない方では噛めませんので、歯のある側の奥歯でばかり噛むようになってしまいがちです。それを続けていると、バランスの悪い噛み方になってしまい、顎が少しずつずれてくることがあります。そのまま左右どちらか片方の顎で噛み続けると、顎関節症を起こし、口が開きにくくなったり、口をあけると顎に痛みが出たり、顎関節が動く時に音が鳴ったりするようになります。

顎のバランスは一度狂うと、元に戻すのが大変ですので、出来るだけ早く失った歯の機能を補うための治療を受けて、左右均等に噛むように心がけましょう。

まとめ

歯を一本でも失ったら、そのまま放置せず、すぐに何らかの歯を補う治療を受けることが大切です。それが健康寿命を伸ばし、人生を前向きに楽しむことにつながります。

高槻クローバー歯科・矯正歯科

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