
きれいな永久歯列はご両親から
お子さんへの最高のプレゼントです。
整った歯並びはかけがいのない
一生ものの財産となります。
矯正治療は早く始めることによる大きなメリットがあります。
乳歯列期から混合歯列期に矯正を始めると永久歯が生えるスペースを作ることができるので原因から治すことができます。
また、大人になってからの治療の負担が軽減します。
受け口のお子さんの場合はより早い時期からの治療をおすすめしています。できれば3才〜4才ごろから開始することが望ましいです。


子供の矯正には1期治療・2期治療があります。


1期治療とは歯列を拡げて、あごを正しく発育させる治療で、子供の矯正にとって重要な治療です。
乳歯から永久歯への生え変わるこの時期は成長期にあたる5才〜6才ごろから開始します。
成長を利用できるのはこの時期だけですので、お子さんの歯列に関して気になることがあれば、早めにご相談ください。
1期治療の治療期間は1年〜2年程度です。永久歯が生え変わるまで経過観察をして、必要であれば2期治療に移行します。

2期治療とは歯列をきれいに整え、理想的な歯並びにする治療です。永久歯が生え揃った12才〜13才ごろから開始します。
治療方法は成人矯正と同様の方法でワイヤー矯正やマウスピース矯正で行います。
2期治療の治療期間は1年〜2年程度です。永久歯が生えそろったら2期治療をスタートさせます。2期治療では成人矯正と同じ治療を行います。

子供の矯正には色々な矯正方法があります。当院では取り外し式、マウスピース型などさまざまな矯正方法から、お子さんに最適な治療をご提案いたします。

透明なマウスピース型の矯正装置を装着して歯並びを治していきます。乳歯と永久歯の生え変わり時期である混合歯列期に行う治療です。
6歳〜10歳くらいのお子さんが対象となる治療です。
歯列の拡大(永久歯の生えるスペースを作る)・配置(歯並びを整える)が同時にできます。
透明なマウスピース型の装置なので、装着していても目立ちません。
マウスピースを交換して段階的に歯を動かしていくので痛みが少ない矯正です。

アライナーを1日20時間以上できれば22時間以上装着します。食事や歯みがきの際は取り外します。
インビザラインファーストは装着時間をしっかり守っていただくことで歯が動きますので、お子さんだけでなくご家族も協力して装着していただくようにお願いしています。

マウスピース型の装置を装着し、不正咬合の原因となるお口の周りの筋肉をバランスを整え、口呼吸から鼻呼吸に改善します。
また、舌が歯を前に押す癖などを改善し、舌を正常な位置(上あごの上に舌の先が付く)に置けるようにします。
このような口周りの機能改善により健全な歯並びになるように成長を促します。
タングアッププレートという部分に舌を置いて装着します。
日中1時間以上はお口の中に入れていただき、なるべく長時間使用するようにしてください。
夜、寝ている間も装着します。


取り外し式のプレートという装置を付けて少しずつあごを広げて、きちんと歯が並ぶようにスペースを作る治療です。
プレートは拡大床とも呼ばれ、拡大床を用いた治療を床矯正と言います。
真ん中の部分にネジ穴があり、ネジを回すことによりあごを拡大します。
1日14時間以上装着します。食事の際は外して、歯みがきをしてから装着してください。

A. 一般的には乳歯と永久歯が混在する6〜10歳ごろ(1期治療)が目安です。
受け口などは早期介入のメリットが大きいため、3〜4歳ごろからのご相談をおすすめする場合があります。永久歯が生えそろった12〜13歳ごろ(2期治療)に本格的な歯列配列を行うこともあります。
A. 代表的には、インビザライン・ファースト(透明マウスピース)、プレオルソ(機能訓練型)、プレート/拡大床(取り外し式)などがあります。お子さまの歯列や顎の成長、癖(口呼吸・舌癖)や装着協力度を評価し、最適な方法をご提案します。
A. 1期治療は1〜2年程度、2期治療は1〜2年程度が目安です。通院は4〜8週に1回が一般的ですが、装置や進行状況で前後します。診断後に個別のスケジュールをご案内します。
A. 装置装着直後は数日間の違和感や軽い痛みが出ることがありますが、多くは慣れていきます。体育や給食は装置の種類により配慮が必要です。気になる場合はワックスの使用や装着タイミングの工夫で快適さを高められます。
A. マウスピースは1日20〜22時間、拡大床は1日14時間以上が目安です。プレオルソは日中の練習+就寝時の装着を推奨します。ご家族の見守り・記録が良好な結果につながります。
A. 1期で顎の成長誘導やスペース確保を行い、その後の経過で2期治療が不要になる場合もあれば、仕上げの配列(2期)が望ましい場合もあります。混合歯列から永久歯列への移行を見ながら適切なタイミングをご説明します。